オリジナル容器の開発

オリジナル容器

用途に合わせて、
形状・口部・加飾を設計します。

企画・設計から金型製作、試作、量産までご相談いただけます。用途・容量・予定数量・希望納期をもとに、容器と付属パーツの仕様、開発の進め方をご提案します。

オリジナル容器の考え方

専用容器で設計できること

オリジナル容器は、ご希望の外観と使用条件に合わせて設計する専用のガラス容器です。容量、形状、口部、加工方法、付属パーツを組み合わせ、製品全体の仕様を決めます。

形状や使いやすさに加え、成形性、強度、費用、品質基準も踏まえ、安定して量産できる設計に仕上げます。

お客様の図面・仕様書に基づく製造(OEM)、企画段階からの設計・開発(ODM)、既製容器の加飾・パーツ選定についてご相談いただけます。ご依頼内容に応じて、当社の担当範囲とお客様にご確認いただく事項を整理します。

意匠

独自の形状を設計する

ご希望の外観や使い方をもとに、容器の形状と付属パーツを組み合わせて設計します。

使いやすさ

使いやすさまで設計する

持ちやすさ、取り出し方、密封性など、使う場面から仕様を考えます。

量産品質

量産条件を確認する

成形性、必要な強度、寸法公差、検査方法を検討し、量産時に管理する仕様と品質基準を定めます。

開発方法の選び方

既製容器の活用とオリジナル開発の比較

独自性だけでなく、発売時期、予定数量、初期費用、継続生産の計画から適切な方法を選びます。
選択肢として並ぶ複数の既製ガラス容器
既製容器

既製容器

既製の瓶型を活用し、加飾や付属部品で製品の意匠に合わせる方法です。

  • 開発期間を短縮しやすい
  • 初期費用を抑えやすい
  • 小ロットや初回導入に向いている
  • 形状・容量・口部の自由度は限られる
図面と金型から開発するオリジナルガラス容器
オリジナル開発

オリジナル容器

ご希望の形状や使用方法に合わせ、設計・金型製作・試作を経て専用の容器を開発する方法です。

  • 形状そのものによる差別化ができる
  • 容量・口部・加工・パーツまで検討できる
  • 設計と試作を含む開発期間が必要
  • 金型費と一定の生産数量を見込む必要がある

設計できる範囲

形状・口部・加飾の設計項目

求める外観や使い方に合わせ、既製パーツを活用する部分と専用設計する部分を決めます。
形状、サイズ、口部、ガラスの色・質感、表面加工、付属パーツを統合した設計提案
01

形状

胴部の輪郭、肩の形状、底部の厚みを、外観と成形条件に合わせて設計します。

02

サイズ

容量・外形寸法・重量に加え、握りやすさや重量バランスを考慮します。

03

口部

口部仕様と、キャップ・ポンプ・スポイトとの嵌合条件を定めます。

04

ガラスの色・質感

求める外観に合わせて透明度やガラス色を選定し、肉厚や底部形状による見え方も確認します。

05

表面加工

印刷、塗装、フロスト、ホットスタンプ(箔押し)の加工範囲と再現性を確認します。ラベルの製作・貼付は、容器形状、表示内容、数量に応じて対応範囲について打ち合わせます。

06

付属パーツ

キャップ、中栓、ポンプ、スポイトに加え、パッキン・ライナーなどの密封部材を選定します。既製品の適合を確認し、専用部品が必要な場合は開発範囲を個別に検討します。

開発の流れ

開発プロセス

用途と予定数量を確認し、設計・試作へ進みます。図面と試作品で仕様を承認してから、量産条件を決めます。
ガラス容器の生産ラインを近距離で確認する製品開発担当者と製造技術者
工程01

ご相談・仕様確認

用途、内容物、容量、希望形状、販売地域、予定数量を伺います。支給図面の有無と当社へのご依頼範囲を整理し、開発方法、概算条件、必要な評価項目を確認します。

工程02

設計・金型製作

充填、使用、輸送、成形の条件を踏まえ、形状・寸法・口部を図面にまとめます。図面と金型・試作の見積条件をご確認いただき、承認後に金型製作へ進みます。

工程03

試作・承認

試作品の外観、寸法、容量、パーツとの適合性を確認します。お客様の評価結果と修正内容を共有し、必要に応じて再試作します。最終図面、承認サンプル、検査基準を確認し、量産仕様を確定します。

工程04

量産・検査・出荷

承認図面と承認サンプルに基づき、金型と製造条件を整えて量産します。合意した基準で外観・寸法・容量・口部などを検査し、品番、数量、包装、納入条件を確認して出荷します。

開発時の確認事項

開発時の確認ポイント

内容物との適合性、使用方法、生産性、輸送性の四つの観点から、製品としての品質を評価します。
01

内容物との適合性

ガラス材質、密封方式、接液部材を確認します。内容物を用いた保存試験は、お客様と試験項目、実施担当、期間、温度、判定基準を取り決めて進めます。最終的な採用可否は、評価結果をもとにお客様にご判断いただきます。

02

使用方法

注ぐ・噴霧する・滴下する・すくい取るなど、使用方法に応じて口部と付属パーツを選定します。吐出量や開閉性の確認に加え、お客様の充填・閉栓設備での評価条件と実施担当を事前に定めます。

03

生産性

形状、肉厚、抜き勾配が安定した成形に適しているかを検討します。意匠性と量産時の再現性を両立できる仕様へ調整します。

04

輸送性

容器の形状・重量と輸送条件を踏まえ、仕切り、緩衝材、外箱、箱入数を検討します。瓶本体と付属パーツの分梱包・組付け状態や、個装箱の要否も確認し、見積りと納入仕様に反映します。

図面、金型、試作確認から量産移行までを表すガラス容器開発

金型・試作

金型と試作

01

金型設計・製作

外形、寸法、口部、重量、肉厚をもとに、成形に適した金型を設計します。意匠上の要点と製造上の制約を共有し、図面、金型構成、費用範囲の承認後に製作を進めます。金型の使用・保管・修正条件も事前に取り決めます。

02

試作品確認

試作したガラス容器を用い、外観、寸法、容量、持ちやすさ、パーツの適合性、加工可能範囲を評価します。内容物を用いた試験では、実施担当、保存期間、温度、判定基準を事前に定め、双方で評価結果を共有します。

03

仕様調整

試作結果に応じて、形状、寸法、容量、口部、加工範囲を調整します。変更内容を図面に反映し、必要に応じて再試作を行います。図面と試作サンプルの整合性を確認し、承認を経て仕様を確定します。

04

量産移行

最終図面の版番号、承認サンプル、検査項目と判定基準を確認します。加飾、付属パーツ、包装・納入条件も確定し、お客様の承認を経て量産時の品質管理に引き継ぎます。

設計イメージ

香水瓶の設計例

香水瓶を企画する際の検討項目を示す参考例です。実際の開発案件ではありません。
厚底ガラスと黒いキャップを組み合わせた香水瓶の設計イメージ
参考例/香水瓶

厚底ガラスと端正な輪郭を生かした香水瓶。

香水瓶では、見た目だけでなく、手に持ったときの重量感、接地時の安定性、キャップとのバランスも確認します。ガラスの厚みや加飾範囲は、容量や成形条件に合わせて検討します。

想定用途
フレグランス向けのオリジナル容器。
構造の検討
底部の厚み、接地面、キャップとの一体感、持ちやすい横幅。
加工の検討
ガラス色とホットスタンプの適用範囲。
確認事項
容量・重量、口部と付属部品の適合性、加飾の再現性を試作品で確認。

ご相談の前に

よくあるご質問

金型、試作、数量、納期など、開発前に確認したい事項をまとめました。
Q01オリジナル容器は最低何個から作れますか?

形状、容量、ガラス色、加工方法によって異なります。瓶本体、付属パーツ、加飾で数量条件が異なる場合もあるため、初回数量と追加発注の見込みを伺い、見積り時にそれぞれの条件をご案内します。

Q02金型費用はどのくらいですか?

形状、口部、容量、金型構成、試作回数によって異なります。金型費、試作費、版・治具費、瓶本体・付属パーツ・加飾の単価を、該当する項目ごとにご案内します。修正や再試作が必要な場合は、追加費用の有無を着手前に確認します。

Q03開発期間はどのくらいですか?

設計・金型製作・試作に必要な開発期間と、仕様承認後の量産・出荷までの期間を分けてご案内します。図面・サンプルの承認時期、仕様変更、部品手配によって日程が変わるため、受注条件と各工程の開始条件を見積り時に確認します。

Q04試作サンプルを確認できますか?

既製瓶の選定サンプル、金型による試作品、加飾・部品を組み合わせた完成サンプルでは、確認できる内容が異なります。目的に応じたサンプルをご案内し、数量、費用、加工費、送料、発送予定を手配前にお伝えします。

Q05図面や3Dデータを用意する必要がありますか?

図面がある場合は、寸法、公差、口部、材質、データ形式、版番号をお知らせください。2D図面・3Dデータの確認や作成が必要な場合は、内容と形式を伺い、対応可否と費用範囲をご案内します。図面がない段階でも、用途、参考形状、希望容量からご相談いただけます。機密資料の送付方法は事前にお問い合わせください。

Q06ラベルや包装も相談できますか?

ラベルは製作と貼付を分けて、デザインデータ、貼付位置、材質、数量から対応範囲を確認します。包装は仕切り、緩衝材、外箱、箱入数を検討し、個装箱が必要な場合はその仕様も打ち合わせます。瓶本体・付属パーツの供給範囲と組付け状態を見積りに明記します。

Q07日本への発送は相談できますか?

日本へのサンプル発送と製品の納入についてご相談いただけます。納入先、数量、包装形態、希望時期を伺い、輸送方法、運賃、必要書類をご案内します。通関手配や税金・諸費用の負担範囲、納入条件は見積り時に確認します。

Q08金型の保管や追加生産はどのように扱いますか?

金型の所有・使用範囲、保管、点検・補修、仕様変更時の修正、取引終了時の取扱いは、製作前に条件を取り決めます。追加生産では、金型の状態、仕様変更の有無、数量、生産予定を確認し、費用と納期をご案内します。

Q09キャップやポンプも一緒に開発できますか?

キャップやポンプなどは、既製品の適合を確認したうえで選定します。専用部品の開発をご希望の場合は、仕様と予定数量を伺い、対応範囲をご案内します。密封性、開閉性、吐出量などの評価条件も打ち合わせます。

お問い合わせ

オリジナル容器について、
ご相談ください。

アイデアの段階からご相談いただけます。用途、容量、デザインの方向性、予定数量など、分かる範囲でお知らせください。ご希望に合った開発方法をご案内します。