原料管理
安定した原料品質の確保が製品品質の出発点です。
原料受入時に状態と成分を確認し、不純物の混入や色調のばらつきを抑えます。

品質を支える製造と検査
模制ガラス容器の製造工程を中心に、
成形、徐冷、検査、梱包の流れと
製品仕様に応じた確認項目をご紹介します。
量産前の仕様承認から、ロット管理、出荷検査まで、
用途に応じた検査項目と管理基準を定めます。
品質方針
製品仕様に基づき、製造条件と検査基準を定めます。
安定した原料品質の確保が製品品質の出発点です。
原料受入時に状態と成分を確認し、不純物の混入や色調のばらつきを抑えます。
成形・徐冷条件と設備の状態を管理し、製品仕様に応じて管理項目を定めます。
検査結果と包装状態を確認し、製造から出荷までの記録をロット単位で管理します。
以下は、溶融ガラスを金型で成形する模制ガラス容器の基本工程です。アンプルや管制バイアルなど、ガラス管を熱加工してつくる容器とは製法が異なります。対象型番の製法と管理項目については、用途とあわせて当社へご相談ください。
材質に応じて原料を計量・配合し、溶融炉で溶かして成形工程へ送ります。

溶融したガラスを金型へ供給し、ブローブローやプレスブローなど、瓶型に応じた方法で成形します。

徐冷炉で温度を段階的に下げ、ガラス内部の残留応力を抑えます。

用途に応じて印刷、塗装、ラベル貼付などを施します。表面処理の時期は工法によって異なります。

素瓶と加飾後の製品について、用途と仕様に応じた外観・寸法・重量などの検査を行います。

容器形状と輸送条件に合わせて包装し、出荷仕様に基づいて検査結果と包装状態を確認します。

品質に影響する要素
肉厚は強度や重量感に影響します。部分的な肉厚差は、外観や耐久性にも関係します。
重量は使用感や輸送コストに影響します。製品重量のばらつきは、量産時に管理する項目の一つです。
瓶口の寸法精度はキャップやポンプとの適合、密封性に大きく関係します。
高さ、胴部の寸法、肩の形状は、外観品質やラベルの貼り付けやすさ、包装材や搬送設備との適合性に影響します。
検査・品質管理

残留応力、耐熱衝撃性、耐内圧性などの試験は、用途に応じて必要性、試験条件、対応可否を事前に打ち合わせます。
公差・管理基準
ガラス容器には成形による寸法のばらつきが生じます。図面で基準寸法と許容範囲を定め、実測値と照合して管理します。重量・容量についても、寸法とは別に規格値と評価条件を設定します。
| 管理項目 | 測定・評価内容 |
|---|---|
| 高さ | 底面から口部天面までの高さを、図面の基準寸法と許容範囲に照合 |
| 胴部寸法 | 円形瓶の直径、角型瓶の幅・奥行きなど、図面で指定する寸法を測定 |
| 口部寸法 | 口内径・口外径・ねじ部など、パーツとの適合に関わる寸法を測定 |
| 重量 | 製品1本あたりの重量を規格値と照合し、ロット内・ロット間の変動を管理 |
| 容量 | 満水容量の実測値と規格値の差、および所定の充填量での液面高さを評価 |
公称容量は製品の表示・選定に用いる容量です。満水容量とは区別し、充填量と液面高さは合意した条件で評価します。
トレーサビリティ
製品と製造条件に応じて、製造日、検査結果、包装記録などの記録項目と、各記録をロット番号にひも付ける方法を事前に定めます。
| LOT番号 | G24-0501-001 |
|---|---|
| 製造日 | 2024年5月1日 |
| 製造ライン | Aライン |
| 使用金型 | MOLD A12 |
| 製造・加工記録 | 成形・徐冷・加飾の条件 |
| 検査結果 | 外観・寸法・重量:適合 |
| 担当者 | 品質管理担当 |
包装設計
製品同士の接触を防ぐため、仕切りや緩衝材を使用します。
製品サイズ、重量、輸送条件に合わせて、適切な外箱仕様を検討します。
パレット積載や輸送方法を考慮し、破損リスクを低減します。

品質資料
製品仕様や用途に応じ、提供できる資料とその対象・適用範囲を個別にご案内します。
サンプルでは外観や寸法、付属パーツとの適合性を評価します。
製品・材質に関する資料と、製造拠点の管理体制に関する資料を区別してご案内します。
対象製品・材質、規格、適用範囲に応じて提供可否をお伝えします。
ご相談の前に
外観、寸法、重量、容量、キャップなどの付属部品との適合性について、製品仕様と用途に応じて必要な検査項目を設定します。
図面で管理する寸法と許容範囲を事前に定め、実測値と照合します。工程内測定とロットごとの記録により、量産時のばらつきを管理します。
開発段階や製品条件に応じて、外観・寸法・容量・付属パーツとの適合を確認するためのサンプルをご用意します。
量産移行前に、主要寸法、色調、加工内容、包装条件などを、承認サンプルや仕様書に照らして確認します。
製品の形状、重量、輸送条件に応じて、仕切りや緩衝材、外箱、パレット積載方法を検討します。
仕様書、寸法図、材質情報、検査記録などについて、対象製品や製造条件に応じた提供範囲をご案内します。適合性資料や製造拠点の管理体制に関する資料は、対象・適用範囲と提供可否を個別にお伝えします。
製品仕様、用途、数量を伺い、必要な確認項目や資料をご案内します。
まずはご要望をお聞かせください。